お笑いコンビ「アインシュタイン」の河井ゆずる(43)は15日、自身のインスタグラムで、「しばらく騙し騙しやってきたけど、肺炎が悪化しているようで、少しの間治療と検査のため休みを頂きます」と発表した。
河井は「呼んでいただいていたイベント、収録、ロケに参加できないのが残念で申し訳ないですが、今は治療に集中して早期に復帰できるようにします。体調が辛いというわけではないので心配しないでください」と伝えた。
さらに、「皆さんからのたくさんのメッセージや連絡が励みになっています。ありがとうございます!」と感謝を述べ、「大阪の病院の待合室で咳をしていたら、年配の女性が『これ舐めてみて』と差し出してくれて泣きそうになりました」と感動したエピソードも披露。
「おばちゃん、ありがとう!とても嬉しかったよ!」と感謝しつつ、「でも、味はちょっと謎でした」と冗談を交えて締めくくった。
14日には、レギュラー出演しているTBS「ラヴィット!」の生放送を体調不良のため欠席していた。
アインシュタイン・河井の肺炎の症状 コクサッキーウイルスって何?
河井は4月30日に自身のX(旧ツイッター)で「コクサッキーウイルスってのが肺に入ったらしく、高熱と一生分かと思うくらいの咳に見舞われております」と体調不良を報告しました。
コクサッキーウイルスって何?
コクサッキーウイルスは、エンテロウイルス属に属する球状のウイルスで、主に小児が感染します。最初にニューヨーク州のコクサッキーで分離され、その名が付けられました。感染症には以下のようなものがあります。
- 手足口病: コクサッキーウイルスA16型やエンテロウイルス71型などが原因で、手のひら、足の裏、口の中に水疱性の発疹が現れます。
- ヘルパンギーナ: 主にコクサッキーウイルスA群によって引き起こされる急性咽頭炎で、口腔粘膜に水疱性の発疹が現れ、発熱を伴います。
- 髄膜炎や筋炎: 風邪の症状に続いて、より重篤な髄膜炎や筋炎を引き起こすことがあります。
患者の大多数は5歳未満の小児であり、複数の種類が存在するため、何度も感染する可能性があります。
コクサッキーウイルスって肺炎?
コクサッキーウイルスは、一般的に風邪や手足口病、ヘルパンギーナなどの感染症を引き起こしますが、肺炎も引き起こすことがあります。
- ウイルス性肺炎: コクサッキーウイルスA6型が原因で、ウイルス性肺炎や急性心筋炎を発症することがあります[2]。
- 市中肺炎: コクサッキーウイルスはエプスタイン-バーウイルスやパラインフルエンザウイルスなどと共に、市中肺炎の原因ウイルスの一つです[3][5]。
コクサッキーウイルスによる肺炎はまれですが、特に免疫力が低下している人や子供に発症することがあります。
肺炎が進行するとどうなる?
肺炎が進行すると、いくつかのことが起こります。
- 息切れがひどくなる: 最初は、階段を上ったり重いものを持ったりするときだけ息切れを感じます。でも、病気が進むと、部屋の中を歩いたり、服を着たりするだけでも息が切れるようになります[3]。
- 激しい咳が続く: 咳がどんどんひどくなり、特に夜間や朝方に激しくなります。時には、痰が出ることもあります[5]。
- 呼吸が苦しくなる: 病気が進むと、安静にしていても呼吸が苦しくなります。これを「呼吸困難」といいます。また、急に呼吸が悪化することもあります[6]。
肺炎が進行すると、これらの症状が悪化し、日常生活がとても難しくなります。早めの治療が大切です。
まとめ
河井ゆずるさんの肺炎は、コクサッキーウイルスが原因で、高熱や激しい咳が続く深刻な状態です。感染が進行すると、肺に深刻なダメージを与える可能性があり、早期の診断と治療が重要です。河井さんは現在、検査と治療に専念しており、回復を祈るばかりです。皆さんも体調管理に気を付けてください。症状が出たら早めに医療機関を受診することをお勧めします。
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